Arditti Quartet

カルテット | Quartet

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arditti

Profileプロフィール

数百曲のレパートリーを持つ現代音楽のスーパー・カルテット。2012年ジョン・ケージ生誕100年記念公演ツアーは大成功を収めた。

「アルディッティ弦楽四重奏団は、極めつきの現代音楽『大使』だ。
彼らの手にかかると、今日の音楽が腑に落ちる。だからもっと聴きたくなるのだ」
̶ ピエール・ブーレーズ

「アルディッティ弦楽四重奏団は20年も前から、日本で言うところの『人間国宝』であり、
現代音楽界での偉業は他を圧倒している。音楽好きなら彼らを聞き逃すことなどありえない」
̶ サイモン・ラトル

アーヴィン・アルディッティ (第1ヴァイオリン)
アショット・サルキシャン (第2ヴァイオリン)
ラルフ・エーラース (ヴィオラ)
ルーカス・フェルス (チェロ)

1974年にアーヴィン・アルディッティが創設し、活動を開始。現代作品そして20世紀初期の作品の深い解釈と卓抜した演奏は、世界各地に広く知られ、高い評価を確立している。この40余年の間に、数百もの弦楽四重奏曲がアルディッティ弦楽四重奏団のために作曲され、バートウィスル、ケージ、カーター、ディロン、ファーニホウ、グバイドゥーリナ、ハーヴェイ、細川、カーゲル、クルターク、ラッヘンマン、リゲティ、ナンカロウ、レイノルズ、リーム、シェルシ、シュトックハウゼン、クセナキスなどの作品を世界初演。日本人作曲家の作品も数多く録音・演奏。作曲家とともに作品の解釈を深めていく彼らの演奏を経て、それらの多くが今世紀の代表的なレパートリーとなっている。CDは170枚以上。新ウィーン楽派の作曲家による作品の初デジタル録音となった1992年国際批評家賞を受賞。また、ベリオが亡くなる直前に、氏の弦楽四重奏曲を全曲録音。1999年にはエリオット・カーター作品集、2002年にはハリソン・バートウィスルのCDでグラモフォン賞を受賞。1999年にエルンスト・フォン・シーメンス賞など数々の賞を受賞。日本での活動は、1988年に武満徹氏が氏の主宰するミュージック・トゥデイに招き初来日して以来、定期的に公演を行っている。2006年・2007年・2008年と連続してジョン・ケージの「アパートメントハウス1776」から44のハーモニーをアルディッティが編曲したものを基に、コンテンポラリーダンスの白井剛(演出・映像・振付も)したダンスバージョン「44のハーモニー~アパートメントハウス1776より」*1を日本各地で公演、好評を得ている。2012年のケージ年では野村萬斎らと共演。2014年に結成40周年を迎え、来日。サントリーホールの「サマーフェスティバル2014」デビューほか、水戸芸術館、「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」にてコンサートを行った。

*1「44のハーモニー~アパートメントハウス1776より」=1976年にアメリカ合衆国の建国200年を記念して、いくつかのオーケストラが合同でジョン・ケージに委嘱した作品。1999年にアーヴィン・アルディッティが編曲し、「44のハーモニー」として発表した。

アーヴィン・アルディッティ (ヴァイオリン)
Irvine Arditti (violin)
アーヴィン・アルディッティは「音楽家たちの預言者」だ。/ハリソン・バートウィスル 2009年5月12日
Irvine Arditti, “a prophet amongst musicians”/Harrison Birtwistle 12.5.09

1953年ロンドンに生まれる。16歳より王立音楽院でヴァイオリンを学び、1976年ロンドン交響楽団に入団。2年後25歳の時に副コンサートマスターになる。学生時代に創設し、すでに活動を開始していたアルディッティ弦楽四重奏団に専念すべく1980年にオーケストラを離れた。 アルディッティ弦楽四重奏団の第一ヴァイオリンだけでなく、ソリストとしての活躍も目覚しく、彼のために作曲された数々の作品の世界初演を行っている。クセナキス“Dox Orkh”、細川”Landscape III” はヴァイオリンとオーケストラのための作品である。ディロン、ハーヴェイ、レイノルズ、シャリーノはヴァイオリンとアンサンブルのための作品をアルディッティに書いている。バイエルン放送響、BBC響、ベルリンドイツ放送響、コンセルトヘボウ管、ミュンヘンフィル、パリ管、ロッテルダムフィル、アスコアンサンブル、アンサンブルモデルン、ロンドンシンフォニエッタ、シェーンベルクアンサンブルなどと共演。アルディッティ弦楽四重奏団としてのCD録音は170以上もあるが、アーヴィン・アルディッティ個人でもカーター、ファーニホウ、ドナトーニ、ノーノなどの無伴奏ヴァイオリン作品をCDにしている。ケージがソロヴァイオリンのために作曲した「フリーマン・エチュード」を、アメリカのModeレーベルに録音している。これはケージのヴァイオリン作品集の一部であり、音楽史でも貴重な歴史的録音となっている。さらに、ケージがアメリカ建国200年記念に作曲した「アパートメントハウス1776」の44のハーモニーをアルディッティ自身が編曲をし、CD化した。また、ベリオ、クセナキス、ミラをモスクワ・フィルと録音。Bisからリリース。ベリオのヴァイオリンのための「セクエンツァ」は、2007年のドイツレコード大賞とイタリアの音楽誌「アマデウス」の現代音楽賞を受賞した。
Irvine Arditti(vn)
Ashot Sarkissjan(vn)
Ralf Ehlers(va)
Lucas Fels(vc)

The Arditti Quartet enjoys a world-wide reputation for their spirited and technically refined interpretations of contemporary and earlier 20th century music. Several hundred string quartets and other chamber works have been written for the ensemble since its foundation by first violinist Irvine Arditti in 1974. These works have left a permanent mark on 20th century repertoire and have given the Arditti Quartet a firm place in music history. World premieres of quartets by composers such as Ades, Andriessen, Aperghis, Bertrand, Birtwistle, Britten, Cage, Carter, Denisov, Dillon, Dufourt, Dusapin, Fedele, Ferneyhough, Francesconi, Gubaidulina, Guerrero, Harvey, Hosokawa, Kagel, Kurtag, Lachenmann, Ligeti, Maderna, Nancarrow, Reynolds, Rihm, Scelsi, Sciarrino, Stockhausen and Xenakis and hundreds more show the wide range of music in the Arditti Quartet’s repertoire. The ensemble believes that close collaboration with composers is vital to the process of interpreting modern music and therefore attempts to work with every composer it plays. The players’ commitment to educational work is indicated by their masterclasses and workshops for young performers and composers all over the world. From 1982 to 1996 the quartet’s members were resident string tutors at the Darmstadt Summer Courses for New Music. The Arditti Quartet’s extensive discography now features over 170 CDs. 42 discs have been released as part of the ensemble’s series on the French label Naive Montaigne. The series presents numerous contemporary composer features as well as the first digital recordings of the complete Second Viennese School’s string quartet music. Stockhausen’s infamous Helicopter Quartet is to be found here. As well as many composer portraits recorded in their presence, the complete quartets of Luciano Berio were recorded shortly before his death. Latest releases include Harvey, Rihm and Lachenmann. Over the past 40 years, the ensemble has received many prizes for its work. They have won the Deutsche Schallplatten Preis several times and the Gramophone Award for the best recording of contemporary music in 1999 (Elliott Carter) and 2002 (Harrison Birtwistle). The prestigious Ernst von Siemens Music Prize was awarded to them in 1999 for ‘lifetime achievement’ in music.

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